これまできたみらい通信では、さまざまなレシピを掲載してきましたが、今回は玉ねぎとJAきたみらいのオリジナル加工商品「麦香旨(ばかうま) 麦まるごとうどん」を使用した災害食をご紹介します。
このレシピを考案したのは、日本赤十字北海道看護大学3年の三島春花さんです。三島さんが所属する同大学の「災害beatS研究会」では北海道主催の「北の災害食」レシピコンテストに3つのレシピを応募しました。コンテストの応募総数は204作品(一般部門183、アレルギー対応食部門21)でその中から、見事、三島さんが考案した「血液サラサラいわしの麦まるうどん」が一般部門の札幌市長賞を受賞しました! おめでとうございます!
▼『北の災害食』レシピ 北海道知事賞を決定しました!! – 北海道防災情報
血液サラサラいわしの麦まるうどん
材料(1人分)
- 麦香旨 麦まるごとうどん:1束
- 玉ねぎ:1/4個
- 釧路イワシ缶:1/3缶
- 水:250ml
使用する調理器具
- 災害救助用炊飯袋「ハイゼックス」
- 包丁
- カセットコンロ
- 鍋
作り方
- 玉ねぎは皮をむいて、細切りにする
- ハイゼックスに全ての具材を入れる。うどんは半分に折って入れる
- ハイゼックスに水を250ml入れ、すぐに閉じる
- 沸騰した鍋で14分間加熱する
- 器に移して完成。移さずにハイゼックスを紙コップに入れてもOK
材料は北海道産のものにしたいとの思いから、玉ねぎ、麦香旨 麦まるごとうどん、イワシの缶詰を使用。特に麦まるごとうどんは全粒粉入りの食味の良さや、地域の方々からも好評だったことから選んでくださったそうです。
三島さんは「これをきっかけに、簡単に調理ができる災害救助用炊飯袋『ハイゼックス』のことや、北海道にはおいしい食材が身近にあることを知ってもらえればうれしいです。万が一災害が起きた際にも食事をとることで “おいしい” “楽しい” といった笑顔が生まれればいいなと思います」と、災害食への思いを話してくれました。
体も心も温めることのできる「災害食」。もしもの時に備え、皆さんもご自宅で挑戦してみてはいかかでしょうか。