【牛乳のマメ知識】ホットミルクにするとできる膜って何?

道内各地では雪が降り始め、すっかり寒い季節となりました。こんな季節には、ホットミルクを飲んで温まる方も多いのではないでしょうか? 牛乳を温めるとできるのが、白い膜。今回はこの膜についてお話しします。

ホットミルクイメージ

この膜の正体は、牛乳に含まれる “たんぱく質” です。たんぱく質は熱を加えると固まる性質があり、周りの脂肪分も包み込んで膜を作ります。これをラムスデン現象といい、牛乳を温める温度が高く、時間が長いほど、膜は厚くなります。

ちなみにこの膜には脂肪やたんぱく質、乳糖などの栄養素が含まれているので、健康のためには捨てずに食べるのがおすすめ。とはいえ、その口当たりなどから「この膜が苦手・・」という方も多いかもしれませんね。そんな方のために、膜ができにくいホットミルクの作り方についてご紹介します!

【鍋で温める場合】
中火にかけ、底からかき混ぜながら温めましょう。この際、沸騰させないのがポイントです。

【電子レンジで温める場合】
温める時間を2回に分けましょう。1回目の温めが終わった後、一旦取り出してかき混ぜ、もう一度温めます。こうすることで膜ができにくくなります。

きたみらい牛乳

寒い冬も、きたみらい牛乳のホットミルクで温まりながら栄養補給しましょう!

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