去る2019年1月29日、きたみらい野菜振興会の研修会がJAきたみらい本所にて行われ、JAきたみらいオリジナル加工商品「給食のコロッケ」の監修もしていただいている置戸町教育委員会社会教育課 置戸町 食のアドバイザー 佐々木十美さんによる講演会が開催されました。
ご存じの方も多いと思いますが、佐々木さんは置戸町の管理栄養士です。手掛ける給食は「日本一の給食」と称され、NHKの番組で特集されたこともある方です♪
講演は、教育現場での「学校給食を通じた食育」と、大人の「食に関する選択力の習得」の2本立てでした。
前段では、子どもたちの生活リズムの乱れや、外食などでの添加物を多く含む加工食品を食べる機会が増えることで、子どもたちの成長に影響が出ることを危惧。改善するための食事マナーや正しい取り方、家庭で生活リズムの確立の重要性をお話しいただきました。なかでも「旬の野菜を取り入れ、添加物を使用しないメニューを考え、子どもたちも料理をすることで、脳が発達する」と仰っていたのが印象的でした。
後段では先の内容を踏まえ、コンビニ弁当やスーパーの惣菜などは素材からの手料理とは違い、ミネラルが不足しているため子どもたちの成長に大きく影響すると仰っていました。実際に病気の子どもが受けたモニター調査では、ミネラルを多く含む「だし」を取る前と取った後では「別人になった!」といわれるほどの効果があったそうです。
参加された皆さんは真剣に耳を傾けており、佐々木さんの演説もさらに熱が入ります・・!
今回の講演で、佐々木さんの子どもたちへの愛情や情熱を深く感じ、そして子どもたちの成長をしっかりサポートしてあげるのが大人の役目だと痛感しました。
子どもたちにおいしい食事を取ってもらうためにも、JAきたみらいはさらに良質な野菜などを供給できるよう生産者の方たちと共に努めてまいります。皆さんも、きたみらいの野菜を見掛けた際はぜひ手に取って料理してみてくださいね(^^)/
佐々木十美さん、貴重な講演をありがとうございました!