デントコーン収穫作業が終盤を迎えています!

10月も下旬となり、いよいよ秋が深まってまいりました。同時に、酪農家さんの秋の大仕事であるデントコーンの収穫作業も終盤を迎えています!

自走ハーベスターで収穫したデントコーンは、上のアームから細かく粉砕され出てきます。それを大型ダンプや、ディッピングワゴンと呼ばれる大きなかごのようなものを背負ったトラクターで並走し、受け止めます。

デントコーン収穫風景1

今年のデントコーンは成育が良く、3メートルを超えるほどのものも! それらが大きな機械で一瞬にして収穫される様子はとにかく圧巻です!

粉砕されたデントコーンは、バンカーサイロと呼ばれる、箱型の発酵飼料施設に降ろされ、その後はショベルによってギュッと固く踏み込まれます。

デントコーン収穫風景2

ここでしっかりと念入りに踏み込むことで空気が抜け、密閉したときにしっかりと発酵し、良質なサイレージができあがるというわけです。

デントコーン収穫風景3

牛の餌は牧草だけと思っている人も中にはいるかもしれませんが、このデントコーンと呼ばれるトウモロコシも、実だけでなく葉や茎すべてをひっくるめて大事な飼料となります。ご家庭の食卓に並ぶ牛乳は、こうした多くの人の努力が重なり合い、さまざまな過程を経て皆さんのもとへ届きます。牛乳を飲むとき、この収穫風景も思い出してもらえたらうれしいです(^^)

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