去る6月10日、気温30度を超える中、北見市端野町のうるおいファームの従業員として働いている内木さんが、ドローンを使った防除の試験を行いました。
JAきたみらいが位置するオホーツク管内は、もち米の作付け面積・収穫量共に上川管内に次ぐ北海道2位の産地ですが、当JAでの実用化はまだ少ないドローン防除。規模拡大・高齢化が進む昨今、労力軽減が可能になり、ひとりでもドローン1つで大きな面積を管理できるといったメリットがあります。
この試験はについては北海道新聞朝刊にも掲載され、今後への期待が高まっています。現在はボートやヘリ、ビークルという機械で水田の管理を行っていますが、今後は多くの生産者の助けになるドローンが普及するよう、活用していきたいです。
試験に活用された田んぼで育つ水稲は、例年7月末頃に穂が出始め、8月上旬に開花。9月下旬~10月上旬に稲刈りを行い、もち米として販売されます。品種は「きたゆきもち」で、北海道の雪のような白さが特徴のひとつです。見掛けた際はお手に取ってみてください。