現在、きたみらい地域では牧草の収穫が始まりました! 今回は牧草の収穫作業、バンカーサイロへの踏み込み作業をドローンで撮影しました。上空からの迫力ある写真で、酪農家の作業風景をのぞいてみてください。
収穫作業の様子です。あらかじめ牧草を借り倒し、左側の機械(自走式ハーベスター)で細断し、アームから右側のダンプカーにはき出します。この作業は伴走しながらの作業となるため、お互いの息を合わせることが重要です。
次はダンプカーから、先程の牧草をバンカーサイロに下ろします。バンカーサイロとは、サイレージと呼ばれる牛の餌を作るためのコの字型の飼料貯蔵庫のことを言います。
ダンプカーから牧草が下ろされると、ショベルカーで踏み込みをします。サイレージにする際に空気が入ると、品質が落ちてしまうことがあるため、酪農家は一生懸命丁寧に踏み込みをします。
今回は牛のエサ作りである牧草の収穫をお届けしました。酪農家の仕事一つひとつが、私たちへおいしい牛乳を届ける第一歩となっています。
新型コロナウィルスの影響を受け、牛乳や乳製品の消費が減少傾向にあります。この記事を読んで、毎日牛を育てている酪農家のために、少しでも多くの牛乳や乳製品を食卓に取り入れていただけたらと願っています。