今回は、北見市西相内にある国内最大規模の玉ねぎ集出荷施設の中をご紹介します! 新型コロナウイルス感染症の影響を受けて現在は見学の受け付けを中止していますが、この記事と動画をご覧になって集出荷施設を見学する気分をぜひ味わってください☆
この集出荷施設は令和元年8月から稼働し始めた、新しい施設です。
- しっかりと茎葉の切り口や表皮の乾燥した玉ねぎがダンパーという機械でコンテナから出ると、選果ラインを流れ、四角い箱の中を通る際に、ブラシで付着している土やいらない外皮が除去され磨かれます。
- 石や腐ったもの、変形しているものが人の手で取り除かれます。また上方にはダクトがついていて、「鬼皮(※)」という玉ねぎの薄い皮やチリ・ホコリが吸い上げられます。
※鬼皮は炭化し暖房燃料として再利用します - 黒いベルトの上を玉ねぎが転がり、小さなサイズから大きさに合った穴に落ちていきます。だんだんと穴が大きくなっていき、M・L・L大・2Lという規格に分けられます。
- 最後は人の手によって再度、規格の違い・変形がないかチェックされます。
- 規格ごとに10kgと20kgのダンボールに詰められます。
- ロボットパレタイザーと呼ばれる機械でパレットに積み上げられていきます。
その後、貨物列車やトラック、貨物船で市場へ向かいます!
生産量日本一を誇るJAきたみらいの玉ねぎ集出荷施設はいかがでしたでしょうか? 皆さんが玉ねぎを手にするときには、これらの光景も思い浮かべてもらえるとうれしいです。