8月下旬から、種子用馬鈴薯(じゃがいも)の収穫作業が本格化してきました。今年は7月の猛烈な暑さと干ばつの影響により、一部で枯れたり、生育が停滞したりして大変心配されましたが、8月10日の大雨で息を吹き返し、実りの秋を迎えることができました。
8月31日、北見市留辺蘂町の村上孝幸さんの畑でも種子用馬鈴薯の収穫作業が始まりました。品種はポテトチップスの原料のオホーツクチップ。丸々としたじゃがいもが次々と収穫されていました。例年ならもう少し早く収穫が始まりますが、生育状況の確認で坪堀りをしたところ、小玉が多く、もう少しじゃがいもを大きくするため、茎葉枯凋剤の散布を遅らせたようです。
きたみらい地域の種子馬鈴薯の作付面積は331ヘクタール、約11,000トンの生産を見込んでいます。天気も大きく崩れるような予報はなく、収穫作業は順調に進みそうです。