8月30日から一週間、新人職員の農家実習がありました。農家実習は農家の仕事の大変さや、楽しさ、難しさ、やりがいを学び、職員の立場で仕事に活かす力をつけるために年に2回、当組合理事の牧場・農場で実習を行う行事のひとつです。
畜産部には2名の新人職員がおり、温根湯・置戸のそれぞれで酪農家の仕事に没頭しました! 2人はどんな一週間を過ごしたのでしょうか? 皆さんもぜひご覧ください。
【置戸】
福島職員は置戸の理事宅で搾乳・毛刈りなどを教えていただきました! 2回目の実習ということもあり、搾乳は慣れた手つきで一頭ずつ丁寧に搾っていきます。
牛の毛刈りでは牛に怪我をさせないようにと一生懸命取り組んでいました。牛の毛刈りには、汚れをつきにくくし、暑さを軽減するメリットがあります。また、市場に出す際に毛を刈っておくと牛の体が見やすくなることから推奨されており、日々の飼養管理に加え重要な仕事のひとつです。
福島職員にとって初めての毛刈りでしたが、理事から手厚く教えていただき、終始緊張した表情で取り組んでいました!
【温根湯】
國田職員は温根湯の理事宅で搾乳・哺乳の仕事を教えていただきました! 子牛にとって一番重要である哺乳は、人間が母代わりとなります。ミルクの飲みっぷりなどで子牛が体調を崩していないかをチェックする重要な仕事です。
理事に教わりながら一生懸命にミルクやりをする國田職員の真剣な眼差しは母牛さながらでした!
この一週間で学べることは酪農のほんの一部ですが、酪農家の仕事の流れや生活リズムを学ぶことで今後の仕事に活かす第一歩となります。「酪農家のために尽くす!」そんな職員になれるよう頑張っていきます!