今回は北見市端野(たんの)から黄金色に輝く稲穂をご紹介します。
写真に写っているのは「きたゆきもち」という品種のもち米です。きれいな黄金色に染まった水田の上を赤とんぼが飛んでいて、秋を感じました。9月中旬ごろからの収穫期が待ち遠しいです。
ところで端野町3区に「端野町 水田発祥の地」の石碑があることをご存じでしょうか? 端野の隠れた名所です。
看板の説明によると、明治時代、屯田兵が端野に入植したころは寒冷な気候のため畑作のみを行っていたそうです。ですが稲作への思いが強く、試行錯誤の末に平坦地のほとんどを水田にし、オホーツク地方における数少ない稲作地帯となったのだとか。
屯田兵のこのような苦労によって、今の水田が作られたのですね。国道39号線沿いに案内の看板が立っていますので、興味のある方は探してみてください。