今日は、ビニールハウスの中ですくすく成長中の玉ねぎとビート(てん菜)の苗の様子をご紹介します!
この写真は、中生品種の「きたもみじ2000」です。水やりの最中に写真を撮らせてもらったので、玉ねぎの苗に水滴がたくさん付いています。
こちらはビートの苗の様子です。ビートは、ハウスで苗を育ててから圃場に植える「移植栽培」と、直接種子を圃場にまく「直播栽培」があります。3月上旬から中旬ごろに播種作業が行われ、今は小さな芽が生えそろってきているところです。
農業には「苗半作」といって、苗が上手く生育すれば半分は成功したも同然という意味の言葉があります。その言葉通り、苗の善し悪しはその後の圃場での生育や収量に影響するため、育苗は出来栄えを左右する非常に重要な作業といえます。
天気を見ながらハウスを開閉して温度調整をしたり、水やりをしたりと気の抜けない日々の連続ですが、良い出来秋を迎えられるよう生産者の皆さんの奮闘は続きます。