JAきたみらいでは、今年からGPS(グローバル・ポジショニング・システム)を活用した精密農業の実証試験に取り組んでいます。こちらが先日導入された最新式のトラクターです。
GPSシステムを搭載しており、作業精度が2~3cmという細かさで農作業できるようになっています。またトラクターの後部にはGPSレベラーシステムという作業機を取り付け、デコボコした圃場を平らにする作業装置も導入しました。実際の作業はこれからですが、今後の活躍に期待を寄せています。
最新式トラクターの運転席内部の様子がこちら。近年のトラクターはすでに電子制御となっていますが、最新式にはよりたくさんの電子機器が搭載されています。操作が難しそうですが、一度設定するとその後の作業が楽になる優れものです。
今やカーナビやスマホなどでも日々使われ、現代生活に欠かせないGPS。農業においてもこうして活用できるようになり、時代の進化を感じます。今までトラクター運転は男性の専売特許でしたが、女性でも行えるようになる日もそう遠くないかもしれませんね。