きたみらいのじゃがいも
POTATO
じゃがいもといえば
男 爵
【出荷時期:8⽉上旬〜翌年3⽉下旬】
男爵の由来
今では、「じゃがいも」と⾔えば『男爵』と⾔うように、代表的な品種としての地位をゆるぎないものにしています。中には「じゃがいも」の別名が『男爵芋』と思っている⽅もいるかもしれません。
その始まりは、1908年(明治41年)に函館ドック、当時の専務取締役である川⽥⿓吉男爵が、イギリスのサットン商会から購⼊して試作をさせた中の『アイリッシュ‧コブラー』という品種が広がり、後に川⽥男爵に、ちなんで『男爵芋』と呼ばれるようになったそうです。
この川⽥男爵は、⾮常に新しいもの好きで、彼の農場ではドイツ製の化学肥料や、アメリカ製の農機具を使うなどし、⽇本で最初に⾃動⾞を購⼊して函館で乗っていたそうです。その⾃動⾞は現在も、函館のお隣、北⽃市の『男爵記念館』で展⽰されているようです。当時の⾔葉を⽤いるならば、とても『ハイカラな⼈』だったと⾔われています。
きたみらいの男爵
1928年に北海道の優良品種に決定してから、今⽇まで、⻑い間親しまれている品種です。
北海道の広⼤な⼤地で育てられるきたみらいの男爵は、⻑い⽇照時間と昼夜の寒暖差が⼤きい気象条件でデンプンの多いホクホクしたじゃがいもになります。果⾁の⾊が⽩⾊、でんぷん価が⾼いことから、サラダ‧コロッケを中⼼にどんな調理にも利⽤できる万能選⼿です。
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