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きたみらいの作物

WHEAT

一面が黄金色

小 麦

【出荷時期:10月~翌年6月】

⼩⻨について

⽇本国内での⼩⻨年間消費量は約610万トン。その内、国産⼩⻨は約88万トンです。北海道の⽣産量は約54万トンで、全国1位です。
オホーツクでも⼩⻨の⽣産は盛んで⼗勝に次ぐ⽣産量があります。
品種も改良を重ねられ、⽤途に適した品種が⽣み出されており、主にうどん⽤に開発された品種「きたほなみ」と「春よ恋」というパン作りに適した品種の作付けがされています。

作り⼿の思い

⼩⻨はさまざまな⾷品の原材料として使⽤されています。⽣産者は、品質の良い⼩⻨を⽣産するために⽇々努⼒を重ねています。
天気が毎年同じでないため、種まきから収穫までの作業では天候に気を配りながら頑張っています。⽬まぐるしく変わる気象に対応するため、施肥のタイミングや病害⾍の発⽣時期‧発⽣度合いなどに気を付けながら、⼩⻨の⽣育状況を細かく観察して作業に当たっています。
近年では、リモートセンシング技術を活⽤した衛星情報を使⽤し、⼩⻨の⽣育状況や収穫計画を⽴てています。
また、各地域の収穫組合が全体の状況を共有し、計画的に施設に搬⼊できるよう、各地域のコンバインや輸送ダンプにGPSを搭載し、⼀つの地図上で全てを確認できるシステムを導⼊するなど、ITを利⽤した技術も積極的に取り⼊れています。

春まき⼩⻨について(春よ恋)

春まき⼩⻨は⼦実のタンパク含量が⾼く、パン⽤や醸造⽤(しょう油)原料として需要があり、パン⽤として適⽤が⾮常に⾼く、北海道産⼩⻨の豊かな⾵味が味わえます。また、伸弾性が強く、しっかりしているので、モチモチ感があり、引きの強い⾷感が楽しめます。4⽉の融雪後、速やかに捲種し、8⽉中旬頃に収穫されます。

秋まき⼩⻨について(きたほなみ)

名前の通り、「秋まき⼩⻨」は秋に畑へ種をまき、冬を雪の下で過ごします。そして、翌年の7⽉下旬頃から収穫をする⼩⻨です。
約5カ⽉もの間を雪の下で過ごした⼩⻨の芽が、雪解けの進む畑から顔を出し、7⽉の20⽇頃から収穫の時期を迎え、農家の皆さんは毎⽇の天気予報とにらめっこをしながら、天気の良い⽇は昼夜を問わずに刈り取り作業を進めます。

未来に向けて

⼩⻨は私たち⽣産者にとっても輪作を⾏う上で重要な基幹作物で、なくてはならない作物だと考えています。これからも良質な⼩⻨を⽣産して、産地として安定供給できるよう、頑張っていきたいと思います

⼩⻨の加⼯品

JAきたみらいで⽣産された⼩⻨を使った加工商品「麦まるごとうどん」を販売しています。オリジナル商品もぜひご覧ください。

SHOP

※外部サイトに移動します。
※全ての農産物、加工品を販売しているわけではありません。
※時期により販売していないものがございます。

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