きたみらい地域、現在の畑の様子です。
今年の春は天候に恵まれ各作物とも順調に植え付け作業が進んでいます。こちらは植え付けから1カ月ほど経過した春まき小麦の様子です。
次の写真は、玉ねぎです。特にゴールデンウィーク中盤は30度近い気温となり、水分不足で先が少し枯れています。その後まとまった雨をもらい、無事に成長開始です。
この写真に写っているのは、ある作物の芽です。拡大すると・・
これはてん菜(ビート)の芽です。
下の写真も同じ時期のてん菜です。これらは大きさがかなり違いますが、どうしてこんな違いがあるのでしょう。お分かりになりますか?
実は、上の写真は種子を直接畑に播種している「直播(ちょくはん)」で栽培しています。下の写真はビニールハウスの中で事前に苗を育ててから畑へ「移植(いしょく)」したもの。栽培方法の違いがあるのです。
もともとは、植え付け時期の低温に対応するため、丈夫な苗を育ててから植え付けをする「移植」が主流でしたが、現在は栽培技術の確立や労働力などの軽減のため「直播」が広がっています。