紅葉の季節に黄色いじゅうたん!? きたみらい地域の秋の風景をご紹介します

朝晩の冷え込みで山々も徐々に色付き、きたみらい地域に紅葉のシーズンがやってきました。JAきたみらいの事務所にあるツタモミジもきれいな秋の色に染まっています♪

ツタモミジ

さて、今回はこの時期にはちょっと意外なきたみらい地域の風景をご紹介します。山々を遠目に眺めながらのどかな農道を車で走っていると、目に飛び込んでくる黄色が!

ひまわり

なんと、ヒマワリです。

ヒマワリといえば夏のイメージだと思いますが、実はきたみらい地域では秋にも目にすることがあります。このヒマワリは「緑肥」にするために、農家さんの畑で育てられているものなのです。

緑肥とはその名の通り、緑の肥料。小麦などを収穫した後の畑に種子をまき、生育させ、最後は畑にすき込みます。緑肥作物の茎葉自体が土の栄養分となったり、土壌物理性を改善させる役割があります。また、作物を栽培していない時期に雑草が繁殖するのを防ぐ目的もあります。つまり、緑肥作物は「いい土、いい畑」にするための役割を担っているのです。そしてもちろん、“景観美化” も緑肥作物が栽培される理由の一つですよ(^^)

今の時期には同じ緑肥として、ヒマワリの他に鮮やかなキカラシを見ることもできます。

キカラシ

これらの写真を撮影したのは10月3日ですが、緑肥作物のすき込みはもう始まっています。この一風変わった景色を見られるのはあと少しです。
※農作物の病害発生予防の観点から、畑へは立ち入らないようお願いします。

そして、もうひとつ。先日遭遇した珍しい風景をご紹介します。写真の中央にいるのは・・

タンチョウ

タンチョウです!

タンチョウズーム

北見周辺で見掛けることは少ないのですが、この日は置戸町を流れる常呂川の河原でひと休みしているところを目撃しました。

これから少しずつ寒い季節になりますが、皆さんも外に出てみませんか。こんな貴重な風景に出合えるかもしれませんよ(^^)

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