北見市端野町で「香料用青シソ」の蒸留作業が始まりました!

今年も残すところあと2カ月となり、北見では最低気温がマイナスになる日がちらほら出てきました。

北見市端野町では「香料用青シソ」を20ヘクタールほど栽培しており、蒸留作業が10月25日からスタートしました。大きな蒸留釜に乾燥させた青シソを詰め込み、蒸してシソ油を採取しますが、詰め込む際に隙間を作らないよう生産者家族など総出で釜に入り踏み込む光景は圧巻です!

踏み込み作業
踏み込み作業の様子
蒸留後のシソ
蒸留後のシソ
採取したシソ油
採取したシソ油

青シソは5月上旬頃に種をまき、除草作業(香りに影響を出さないためしっかりと)等の管理作業の後、9月頃から刈取り・はさ掛け(乾燥)、10月下旬頃から蒸留作業(シソ油採取)、11月上旬からシソ油ろ過作業を行い、香料の原料として出荷されます。

はさ掛け
はさ掛け(乾燥)

青シソは手作業が多くとても手間が掛かり、大変苦労する作物です。普段何気なく口にしている食べ物や飲み物などの裏面に書かれている「香料」には、端野町のシソ油が使われているかもしれませんね。

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