先日、季節外れの雪が降ったきたみらい管内ですが、4月下旬の植付に向けて、各農家さんは準備に取り掛かっています。今回は、植付前の準備の一つとして種芋切り作業についてご紹介致します。
この時期になると農協から馬鈴薯生産者に種芋が配られます。
その馬鈴薯を生産者によっては芋切りを行い、植付前の準備を進めていきます。
種芋を4つ切りや2つ切りにすることで、種芋にかかる費用を抑えるとともに、生育期に発生するウイルス病を見分けやすくなるなどといったメリットがあります。
種芋を切る際は必ず消毒液に包丁を浸し、消毒しながら芋切り作業を進めていきます。
一方、植付の機械が自動的に種芋を2つ切りにしてくれるカッティングプランターを用い、植付作業を行う農家さんもいます。少ない労働時間で多くの面積に植付することが可能になるカッティングプランターを用いた植付作業が現在は主流となってきています。
こうして植付られた馬鈴薯が収穫されるのは7月下旬から9月下旬ごろになります。
災害も無く、実りの秋を迎えられることを期待したいですね!