置戸町では5月24日に春の一斉入牧が行われました。ゴールデンウィーク以降、不安定な天気が続いていましたが、この日は雨も降ることなく順調に170頭の牛たちを放牧しました。今回は、その「入牧」についてご紹介します。
置戸地域の各牧場を回り、農協のトラックに積込まれた牛たちは、ゆらゆら揺られて入牧先へと向かいます。到着後、扉が開くとトラックから放牧地を目指して歩き出します。先頭の牛が歩き出すと、ぞろぞろと後続の牛が歩いていきます。
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牧場へ入牧する牛は、授精前の牛をメインに放牧されます。その後、雪が降る10月までこの広い台地ですくすくと育ち、また各牧場へと帰って行きます。広い放牧地で走り回ることで足腰が強化され、分娩に備えた体力作りとなります。
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きたみらい地域では、各地域ごとに生産者の牧場から集められた牛たちが、花園牧場、置戸町営牧場、訓子府町営牧場、本沢市営牧場、大和牧場へと入牧日をずらし、合計約1250頭が入牧されます! ちなみに、今年最後の入牧予定日は5月31日です。

コロナによる自粛生活が続いておりますが、我々も牛たちのように体力をつけ、心も体も元気に過ごしましょう!