JAきたみらい 馬鈴しょ(じゃがいも)選果場のオンライン見学ツアーにようこそ!

本日は、北見市端野町にあるJAきたみらいの馬鈴しょ(じゃがいも)選果場の中をご紹介します! 新型コロナウイルス感染症の影響を受けて現在は見学の受け付けを中止していますが、この記事と動画をご覧になって、集出荷施設を見学する気分をぜひ味わってください。

 

1. 保管庫
農家さんの畑でとれたじゃがいもはまず初めに保管庫に運ばれてきます。じゃがいもは太陽の光に当たると緑色になってしまうので、玉ねぎなどの倉庫よりも暗い倉庫に保管しています。コンテナ(大コン)1基に約10,000個が入っており、最盛期には積み上げられた大コンで倉庫がいっぱいになります。

 

2. ダンパー → 一次手選
ダンパーという機械でコンテナが傾けられ選果ラインへ入っていきます。土がついた状態のじゃがいもを人の手で、形が悪いものやキズが付いたもの、傷んだものがないか確認し取り除きます。

 

3. 土落機
じゃがいもは皮がむけやすいので、エアブラシで土を落としていきます。その後穴の開いた黒いベルトを通り、小さいものを選別します。

 

4. 形状選別機 → 空洞検査機
カメラ(黒の機械)で大きさを判別し、センサー(白の機械)で空洞がないか調べます。空洞があるものは取り除かれ、でんぷんの原料となります。

 

 

5. PKコンベヤー → 二次手選
空洞がないものは、大きさに合ったコンベヤーに落ち流れていきます。小さいものから順に落ちていきます。最終確認として、人の手で大きさが違うものや変形したものがないかチェックします。

 

6. 段ボール用自動秤量機
同じ大きさの馬鈴しょが、自動で10㎏段ボールに箱詰めされていきます。その後人の手でふたが閉まるように手直しをし、再び機械によってのり付けされます。

 

 

 

 

7. ロボットパレタイザー
ロボットが同じ種類のダンボールをパレットに積み上げます。

 

 

その後、貨物列車やトラック、貨物船で市場に向かいます!

選果場に運ばれてから出荷されるまでの一連の流れは、いかがでしたでしょうか? 滅多に見る機会のない内部の見学をオンラインでも楽しんでいただけたのでしたらうれしいです!

「馬鈴しょ選果場・玉ねぎ集出荷施設」を写真とイラストで紹介したリーフレットは、こちらをご覧ください。また、玉ねぎ集出荷施設については『国内最大規模! JAきたみらいの玉ねぎ集出荷施設内を3分で見学しましょう』でご紹介していますので、こちらも併せてご覧ください!

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