きたみらい地域では、朝晩の冷え込みが一層厳しくなり、本格的な冬を迎えようとしています。そんな折、12月8日に重点柏木地区懇談会が網走農業改良普及センターで開催されました。
JAきたみらい相内地区 柏木地域では玉ねぎ、じゃがいも、小麦、てん菜、豆類、水稲等、幅広い作物が作付けされています。これら作物の安定生産を目標として、重点的な指導のもと、柏木地域の生産者、普及センター、JA等の関係機関が一丸となって本年より5年間取り組みを実施することになっています。
今回の懇談会は、初年度である本年の取り組みを振り返り、次年度へ向けた結果報告と試験内容について協議しました。
本年は6~7月にかけての干ばつの影響が、玉ねぎ、じゃがいも、豆類等で顕著となり、例年にない収量・品質低下を招く結果となりました。懇談会では次年度へ向けて行われたカットブレーカーによる畑の土壌物理性改善(畑の柔らかさや、透排水性、空気の通り易さの改善)と施工後の結果についても説明があり、次年度の収量増への期待が大きく膨らんだかと思われます。
懇談会では活発な意見が交わり、大いに充実した時間となりました。次年度試験も含め、重点柏木地区の高品質高収量へ向けた取り組みを今後も随時ご紹介しますので、どうぞご期待ください!