北見市のご当地グルメといえば、以前紹介したオホーツク北見塩焼きそばを挙げる人もたくさんいますが、やっぱり北見といえば「焼き肉」は外せない! ということで、今回は焼き肉の街・北見のルーツをご紹介します。
北見市が焼き肉の街といわれるワケ
北海道にある都市の中で焼き肉店の対人口比率1位なのが、この北見市です。人口約12万人に対して焼き肉店が約60店舗あり、異常なまでの焼き肉店比率の高さを誇るのが北海道北見市・・と雑誌「BRUTUS」でも紹介されたことがあります。
焼き肉を愛する北見人
その昔、国鉄北見駅の裏に屠畜(とちく)場があり、新鮮な肉が身近にあったことが焼き肉好きを育む一因となったそうです。屠畜場の職員が鍋で煮込んで食べていた内臓肉(ホルモン)がその後 “もつ鍋” に発展。その後、仲間同志で鍋や炭火をつつき合いながら交流を深める文化が定着したという説があります。
北見厳寒の焼き肉まつり
大好きな焼き肉やバーベキューは、夏季限定のお楽しみではありません! ここ北見では、毎年2月に「北見厳寒の焼き肉まつり」が開催されています。以前テレビ番組「秘密のケンミンショー」でも紹介されたこの奇祭!? 知らない人が見ると「これは一体なに?」と目を疑うような光景かもしれませんね。
1,500人限定のこのお祭りはチケットがすぐ完売になるほどの大人気イベントで、道内・外から多くの方にご参加いただき今年も大盛況でした。屋外で400個の七輪を並べて焼き肉を楽しむ圧巻の会場では、JAきたみらいも北見玉葱焼肉のたれと焼き野菜用の玉ねぎを提供しております。
北見で人気の部位は?
以前新聞社が実施したアンケート調査では、1位サガリ、2位ホルモン、3位カルビだったそうです。ホルモンが人気なのは、昔からの伝統かもしれませんね。また北見では、焼き肉は七輪を使って炭火で味わうスタイルがメジャーです。北見市民は、家庭でもお店でもおいしい匂いを漂わせながら、いつでもどこでも焼き肉を楽しんでいますよ。
皆さんも北見においでの際には、ぜひ「焼き肉の街・北見」をご堪能ください!