皆さんは普段、牛乳をどのように召し上がっていますか? 朝食やお風呂上りにそのまま飲む、カフェオレやスムージーにして楽しむ、お菓子や料理の材料として使うなど、いろいろ活用していることと思います。
私たちの食生活にとても身近である、牛乳。今回はこの身近な食材に対して、地元で菓子製造を営む「プロ」の職人の方々がどのようなこだわりや考えを持っているのか、牛乳の使い方のコツも併せて伺いましたので、ご紹介いたします!
ご協力いただいたのは、北見市で創業110年を超える老舗「北見の菓子司 羽前屋」の髙橋工場長です。
お店の簡単なPR
「当店では、伝統の味を大切にしながら、流行や新しい技術を積極的に取り入れています。モットーは、真心を込めたお菓子作りと接客で、お客様を笑顔にすること。お菓子を食べたときのインパクト、満足感をお楽しみください。」
牛乳に対するこだわりや考え
「酪農家の皆さまが毎日大切に搾乳してくださる牛乳をお菓子にたくさん使用しています。8月からきたみらい牛乳を使用するようになり、地元にもこれほど良い牛乳があると知ることができました。
羽前屋では、1つでも満足できる商品の製造はもちろん、2つ以上食べてもスッキリとくどくなり過ぎず、満足できる味わいの商品づくりを心掛けております。牛乳を使用する際はいろいろな味わいのものを混ぜ合わせて調節するのが一般的ですが、きたみらい牛乳はその調整が必要なく、牛乳が持つ力で勝負することができています。
また、当店ではお菓子を食べた時のインパクトを大切にしています。例えば、シュークリームにたっぷりとカスタードを使用していますが、きたみらい牛乳に変えたことでより満足感のあるシュークリームに仕上げることができています。
オホーツクではさまざまな素材が生産されているので、今後も地元産の新鮮な食材をたくさん使用し、地産地消を通じて地域に貢献していきたいと思っています。」
牛乳が余った時のオススメの使い方♬
☆ホットチョコレートに
「牛乳にチョコレートを入れてそのまま温めるだけで、手軽においしく味わえます。(工場長の)お気に入りは、サッカーボールや野球ボールがデザインされているアルミで包まれたボール状のチョコレートを使うこと。お好みの量入れて温めて飲むのがオススメです。」
☆「辛めのカレー」の温め直しに
「たくさん作って残ったカレーを翌日食べるのは、よくあることですよね。温め直して食べようと思ったとき、煮詰まったカレーをゆるませるのに、水ではなく牛乳を使ってみてください。特にスパイシーな辛めのカレーであれば、バターチキンカレーのようなコクのある深い味わいのカレーに変貌します。キャンプの朝カレーでやるのが絶品です。」
羽前屋 土井社長
取材にご協力いただきました、土井社長、髙橋工場長へこの場を借りてお礼申し上げます。
北見の菓子司 羽前屋
北見市中央三輪9丁目1番地6
今後も機会があれば、地元の職人の貴重なお話をご紹介できればと思います!