突然ですがみなさん、「小正月(こしょうがつ)」って知っていますか?
小正月とは日付でいうと1月15日、旧暦の1月の満月の日のことをいいます。
昔の日本人は満月を縁起が良くめでたいものであり、1年で1番最初に来る初春の満月の日を1年の始まりとし、「元日」としていたようです。
15日ということで、十五夜と呼ばれる日でもありますね。
そして時代は過ぎ、旧暦から新暦に移り変わる際に、今でいう正月のことを「大正月(おおしょうがつ)」、1月15日を「小正月」と呼ぶようになりました。
また、小正月は特別な日として、昔は男子の元服(成人の儀式)が行われており、その名残か2000年以降に変更されるまでは、1月15日は「成人の日」とされていました。
そんな小正月、どんど焼きや餅花飾りなど様々な行事があるのですが、中でも特徴的なのが「小豆粥を食べる」ということです。
では、なぜ小豆粥を食べるのか?
その理由は、小豆の朱色には邪気を祓う力があると言われており、1年の無病息災を願って食べられるからです。
実際、小豆は栄養素が豊富であることからも食べることが推奨されていたのかもしれませんね。
今年の小正月は昨日で終わってしまいましたが、ぜひ来年の小正月ではきたみらい産の小豆を使用した小豆粥を食べ、無病息災を願ってみてはいかがでしょうか。