農作物の生育も中盤に差し掛かり、JAきたみらいでは玉ねぎやじゃがいもなど多くの品目で生育調査が行われています。
そのような中、赤玉ねぎ部会でも栽培講習会と生育調査を行いました。通常の玉ねぎよりもさらに病害に弱い赤玉ねぎは、生育調査や病害発生の情報収集が欠かせません。昨年は台風などで非常に苦労したので、生産者一同いつも以上に熱心に講習を受けていました。
講習会の後は数名のチームに分かれ、お互いの畑を確認して回りました。この生育調査には全国からいらした市場関係者も参加して一緒に畑へ。産地の情報を伝えることで消費者の皆さんと生産者をつなぐパイプ役として、市場の方々も熱心に畑の状況を確認していました。
本来北海道は梅雨がないのですが、「蝦夷梅雨(えぞつゆ)」という言葉もある通り、今年は頻繁に雨が降っています。生育はまずまず順調ですが、このような天候が続くと病害にかかりやすいので畑のこまめなチェックやベストタイミングの防除など生産者の腕の見せどころです。
既に根本が赤くなっていますね。これから玉が大きくなっていく重要な時期に入っていきます。
予定では9月頃より全国へ出荷予定ですので、お近くのスーパーなどで見掛けたときはぜひ食べてみてください!